売上アップ成功事例集:リピート率UP編

メルマガの配信に最適な日時ってあるの?

みなさんこんにちは。
先日、メルマガの効果測定をGoogle Analyticsで計測する方法をご紹介しましたが、今日は効果的なメルマガ配信日時のお話です。

ネットショップを運営していると、徐々に会員も集まり新商品の案内やセールの案内のためにメルマガを配信することがあると思います。
せっかくメルマガを配信するのであれば、より多くの人に開封してもらいたいですし、少しでもたくさんの顧客にアクセスしてもらって購入してもらいたいと思うはずです。

メルマガは24時間365日いつでも配信できてとても便利なものですが、闇雲に配信すればいいというものではありません。
皆様の中には真夜中にメルマガが配信され、嫌な気分になったことがある方はいないでしょうか?

いつでも配信できるメルマガにも購入につながりやすい効果的なメルマガ配信日時というものがあります。
具体的にどのような日時かと言いますと・・・

まず、1週間の中で何曜日が一番購入につながりやすいのか?これが分析できていればメルマガの効果をより発揮できます。
今回は一般的な食品通販サイトのセオリーをご紹介しますので、ご参考までにご覧いただければと思います。
食品に限らず通販サイトで商品を購入した場合、必ず配送までにかかるリードタイムというものが発生します。
これは各ショップによって多少ズレはあると思いますが、だいたい2〜3日で発送というショップが多いのではないでしょうか。
また、発送後も到着までは少なくとも1日もしくは 2日はかかるでしょう。

このようなショップの場合は「火曜」or「水曜」にメルマガを配信することをお勧めします。
なぜならば、消費者が到着を希望する曜日が土日になる場合が多いからです。

例えば自宅に商品を届けたい場合、平日は商品の受け取りが難しかったり、届いてもすぐに食べることができないケースが考えられます。
せっかくお取り寄せをするなら確実に受け取りができて、ゆっくり味わうことができる週末を希望される消費者が多くなるのは必然的なことです。

つまり、土日に届くように配送指定をするためには発送からのリードタイムを逆算すると火曜もしくは水曜には注文をしておかないと週末に到着することができないということになります。
このように、消費者心理と自社の商品特性を考えてより効果的な配信日時を選ぶようにしましょう。

ちなみに、上記で述べた例は「自宅で食べる場合」の購買傾向の仮説です。
同じ食品通販でもギフト系商品の場合は少し傾向が変わってきます。
ギフトの場合は、自宅に送るより相手先に直接送ることも考えられます。
つまり、必ずしも週末に到着させる必要はありません。

そのような商品のメルマガの場合は「土曜」or「日曜」に配信することをお勧めします。
ギフト商品を送ろうと考えている消費者は、できるだけ吟味して商品を選びたいと思うはずです。
そのような消費者は平日よりも週末自宅でくつろいでいる時間などに商品を選ぶ傾向がありますので、
必然的に週末にメルマガを配信したほうがより開封する確率やアクセスする確率が高くなります。

購入意欲が高まる曜日が想定できたら次は配信時間です。
先に述べたように、いくら素晴らしい内容のメルマガでも真夜中に送られてきたら開封されるどころかクレームにつながる場合もあります。

では、どのような配信時間がより効果的なのでしょうか。
例えば、主なターゲットが会社員の場合・・・
配信のゴールデンタイムは朝8時前後と18時前後が一番効果的です。
理由はとてもシンプルで、その時間は「通勤時間」に当たるからです。
通勤時間帯であれば、ニュースを見たりゲームをしたり携帯電話を開いている場面が多くなりますので、メルマガを見る確率も高くなります。

また、専業主婦や時間に拘束されない消費者がターゲットの場合は・・・
配信のゴールデンタイムは午前中10時から12時までの間と14時から16時前後となります。
専業主婦の場合、基本的に朝は子供を送り出したり掃除洗濯をしたりなど忙しい時間帯です。
また、16時以降になると夕飯の準備もはじまります。
その間のいわゆる「アイドルタイム」にメルマガを配信することでメルマガを見る確率も高くなります。

そのほかにも食品通販のメルマガ配信の基本としては「食事時間の前」に配信する。というのも効果的です。

当たり前ですが、ご飯を食べてお腹いっぱいの時に食べ物のメルマガを見ても購入意欲はわきにくいですよね。笑

このように単にメルマガ配信といっても、自社商品の特性(自家用?贈答用?)、想定している消費者のターゲット(性別・年齢層・家族構成等)によって配信日時には細かな配慮が必要となります。

長くショップを運用していると、消費者の購買行動にある程度のルールができてきますので、Google Analyticsを元に転換率or購入件数の高い曜日が分析できるようになります。
オープンしたばかりの時期はそのルールが分かりにくいでの、ターゲットの仮説を立て、いろいろなケースを考えて検証していく中で必勝パターンを導き出しましょう。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事
おすすめ記事
  1. 制作実績【トロピカルリゾートlomilomi】

  2. 制作実績【ホテル ラ フォレスタ】

  3. 制作実績【株式会社 Kyuホールディングス】

  1. LP制作のポイント(ページ構成要素の紹介 信用訴求)

  2. 同梱物を見直してリピート率アップ!

  3. Googleアナリティクスで特定のアクセスを除外する方法

TOP